いつもお世話になっております。
株式会社アークレーヴの松井と申します。
本日は、不動産を住宅ローンを利用して購入した際に使える『住宅ローン控除』についてご説明させて頂きます。
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★住宅ローン控除って結局何?★
★よくお得って聞くけど、何が得なの?★
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●住宅ローン控除とは?
すごく簡潔にご説明すると、住宅ローンの年末残高の0.7%分が、10年(中古)or13年間(新築)戻ってくる。というものです。
購入した物件によって、控除(返金されるお金)の上限は決まっており、またその他利用には、要件がございます。詳細は、下記の国税庁HPをご参考下さい。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1211-1.htm
具体的に何がどう得なのか具体的な数字を基にご説明させて頂きます。
(少しややこしくなりますが…)
●具体的な計算例
例)
3,000万円で建売新築住宅(一般)
住宅ローン(変動金利:0.7%、35年)で購入
※金利の変動がないものと仮定します。
★1年目★
月々支払い:80,557円
年末残高:29,240,884円
一年間に支払った利息:207,568円
住宅ローン控除
29,240,884×0.7%=204,686円
が、控除(返金されるお金)です。
※その他、社会保険料控除等々あるのでぴったりこの金額にはならないですが…あくまで参考程度にご覧下さい。
★5年目★
月々支払い:80,557円
年末残高:26,150,747円
1年間に支払った利息:186,022円
住宅ローン控除
26,150,747円×0.7%=183,055円
★13年目★
月々支払い:80,557円
年末残高:19,704,826円
1年間に支払った利息:141,070円
住宅ローン控除
19,704,826×0.7%=137,933円
■13年間の合計■
支払った利息合計:2,271,718円
住宅ローン控除合計:2,232,596円
ぴったりこの金額になることはないですが、住宅ローン控除を利用すれば、13年間銀行に支払っている金利分が控除されるということです。
お得なのが伝わりましたでしょうか?
厳密に言うと、建物の種類で(長期優良住宅等)で控除される上限金額が変わってきます。
(3,000万円⇒5,000万円)
※4,500万円の長期優良住宅を購入した場合は、4,500万円の住宅ローン控除が利用可能です。
利用するための要件に関しては、一般的にほとんどの方が利用できる要件になっております。
極端に年収が高い(2,000万円以上)とかだと利用できないですが…。
手続きに関しても、初年度のみ『確定申告』が必要で、次年度からは年末調整の際に書類を提出するだけで可能です。
『確定申告』に関しても、難しいことは全然なかったです。
国が用意してくれているお得な制度なので、住宅購入を検討するならば必ず利用した方が良い制度です。
★★弊社にて販売中の物件は下記のページをご覧下さい★★
https://www.arc-reve.com/archives/sales
当社では、新築の建売事業、注文住宅、リフォーム事業、不動産仲介売買をメインに営業を行っております。
その上で、私自身は、以前は不動産仲介業者にて、仲介業の営業を10年近くしておりました。
宅建の資格はもちろんのこと、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザーの資格を、保有しております。
不動産の購入についてのご相談、資金計画について、注文住宅についてのご相談、購入後のリフォーム相談等々、お困りの事がございましたらお気軽にお申しつけ下さいませ。